京都の初夏といえば、あじさい寺の色とりどり咲き誇る紫陽花の風景ですね。

本記事では、京都のおすすめあじさいスポットを地元目線で紹介します。

2025年の見頃時期やライトアップ、アクセスのポイントもあわせて解説していますので、ぜひ参考にしてください。

※観光スポットは随時追加更新していきますので、ぜひブックマークしてご覧くださいね♪

1. 三室戸寺(宇治市)~あじさい寺・京都の名所

「花の寺」として有名な三室戸寺は京都のあじさい寺として一番の名所で、紫陽花の季節は約2万株が境内を埋め尽くす絶景が広がります。

ハート型の紫陽花や紫陽花園を彩るライトアップも人気で、ロマンチックな写真スポットとしても注目されています。

見頃時期

三室戸寺の紫陽花は、例年6月上旬~7月上旬が見頃です。
2025年も6月1日から7月7日まで「あじさい園」が公開され、紫陽花が斜面を埋め尽くします。

見どころ

約5,000坪の紫陽花園には、50種2万株の紫陽花が広がり「あじさい寺」として親しまれています。

ハート型の紫陽花や、紫陽花の小道、石段に咲き誇る花々はフォトスポットとしても人気です。

見頃シーズン中のライトアップでは、幻想的に浮かび上がる紫陽花が楽しめます。

アクセス

【電車】  京阪電車「三室戸駅」より徒歩約15分
【車】 京滋バイパス「宇治東IC」から約5分
【駐車場】  周辺にタイムズ駐車場あり(有料)
【開苑時間】 8:30~16:30
【入山料】 大人1,000円(あじさい園公開時)

👉 詳しい写真付きレポートはこちらの記事をご覧ください。

藤森神社(京都市伏見区)

京都・伏見にある藤森神社は、知る人ぞ知る紫陽花の名所

約3,500株の紫陽花が境内を彩り、落ち着いた雰囲気の中で色とりどりの花々を楽しめます。

6月には「紫陽花祭」も行われ、雅やかな神事や行事が開催されるのも魅力です。

見頃時期

藤森神社の紫陽花は例年6月上旬~下旬にかけて見頃になります。

見どころ

本殿の南北に整備された2か所の紫陽花で、ホンアジサイ、ガクアジサイなど、赤・青・紫・白と多彩な品種と色彩グラデーションが楽しめます。

2025年は6月1日~7月上旬まで紫陽花苑が公開されます。

紫陽花祭では、蹴鞠、太鼓、雅楽、舞楽などの伝統行事が奉納され雅やかな雰囲気を味わうことができます。

アクセス

【電車】 JR奈良線「藤森駅」より徒歩約5分、京阪本線「墨染駅」からも徒歩約5~10分
【車】 名神高速・京都南ICから国道24号経由で約15分
【駐車場】 周辺に有料駐車場あり(約100台)
【開苑時間】 9:00~17:00
【入苑料】 500円(中学生以上/団体割引あり)

岩船寺(木津川市)

京都・木津川市にある岩船寺は、山間にひっそりと佇むお寺で「関西花の寺二十五ヵ所霊場」にも選ばれています。
初夏には約5,000株の紫陽花が境内を彩り、静寂の中でゆったりと花を楽しめる隠れた名所です。

見頃時期

岩船寺の紫陽花は、例年6月中旬~7月上旬が見頃です。
特に6月下旬には本堂の周りや参道脇が色とりどりの紫陽花で埋め尽くされます。

見どころ

三重塔と紫陽花のコラボレーションは、岩船寺ならではの美しい風景。
観光客が比較的少なく、落ち着いた雰囲気の中で紫陽花を鑑賞できます。
紫陽花の参道は、写真愛好家にも人気のフォトスポットです。

アクセス

【電車】JR関西本線「加茂駅」からコミュニティバス「岩船寺」行きで約15分
【車】国道163号線「加茂駅前」から約10分
【駐車場】周辺に駐車場あり(有料)
【開門時間】8:30~17:00
【拝観料】大人400円

善峯寺(京都・西京区)

善峯寺は、西山の山腹に広がる壮大な境内で知られ、紫陽花の名所としても人気の高いお寺です。

特に梅雨の時期は境内を彩る約8,000株の紫陽花と、眼下に広がる京都市街の景色が絶景

高台に位置するため、紫陽花と街並みを一緒に楽しめるのが魅力です。

見頃時期

紫陽花の見頃は6月中旬~7月上旬
梅雨のしっとりとした空気の中で咲く紫陽花が、本堂や多宝塔周辺を彩ります。

見どころ

境内のあじさい園には約8,000株の紫陽花が広がり、色とりどりの花が斜面を埋め尽くします。

京都市街を一望できるビューポイントは、カメラ好きに大人気です。

紫陽花と一緒に、天然記念物の「遊龍の松」も見逃せません。

アクセス

【電車】 阪急「桂駅」からバスで約30分、「善峯寺」下車すぐ
【車】 名神高速「大山崎IC」から約30分
【駐車場】 あり(150台) 有料
【拝観時間】 8:00~17:00
【拝観料】 大人500円

柳谷観音楊谷寺(京都・長岡京市)

楊谷寺は、別名「柳谷観音」と呼ばれ、紫陽花や花手水で有名なお寺です。

紫陽花の見頃シーズンには、境内の至るところに花が溢れ、特にSNS映えするカラフルな花手水が大人気!

近年は「花の寺」として観光客が増えています。

見頃時期

紫陽花の見頃は6月中旬~下旬
特に週末は花手水目当ての人で賑わいます。

見どころ

楊谷寺の見どころは本堂周辺や参道に咲く約5,000株の紫陽花と、SNSで話題の花手水(はなちょうず)。
花手水は写真映え間違いなしなのでおすすめの撮影スポットです。

また、紫陽花御朱印や限定のお守りも人気です。

アクセス

【電車】 阪急「長岡天神駅」からバスで約15分、「奥海印寺」下車後徒歩約10分
【車】 京都縦貫道「長岡京IC」から約20分
【駐車場】 あり(普通車500円)
【拝観時間】 9:00~16:00
【拝観料】 500円

三千院(京都・大原)

京都・大原の静かな山里に佇む三千院は、紫陽花と苔庭の美しさで有名です。

初夏には苔むした庭園に咲く紫陽花がしっとりと調和し、訪れる人を癒します。

見頃時期

紫陽花の見頃は6月下旬~7月中旬
特に7月初旬は庭園内の紫陽花が一斉に咲き誇ります。

見どころ

苔庭「有清園」に咲く紫陽花は圧巻。

また本堂への参道沿いに咲く紫陽花も風情たっぷりで見応えがあります。

静寂の中で楽しむ紫陽花は、都会の喧騒を忘れさせてくれるので、人気の癒しスポットとなっています。

アクセス

【電車】 地下鉄「国際会館駅」からバスで約20分、「大原」下車徒歩約10分
【車】 名神高速「京都東IC」から約40分
【駐車場】 周辺に有料駐車場多数あり
【拝観時間】 9:00~17:00
【拝観料】 700円

2. その他のあじさい寺の名所~注目スポット(準備中)

京都のあじさい寺の名所は上記のお寺以外にもたくさんあります。

それぞれ違う趣があるので、あじさい寺めぐりをするのもおすすめです。

■智積院
■勧修寺
■梅宮大社
■華観音寺
■宝泉寺

3. 京都のあじさいを楽しむ3つのコツ

土日祝は混雑するため、平日や午前中の訪問がベストです。

また、天候の悪い日は人が少なくなるので雨の日もねらい目。

雨の日はまた風情があって、傘をさしての写真も映えるでしょう。

涼しげな服装&虫除け対策もお忘れなく。

4. 近郊スポットも合わせてチェック!(追加予定)

哲学の道、滋賀のあじさい寺「苗村神社」、宇治川沿い、京都市南部クリーンセンター環境学習施設「さすてな京都」など

5. おわりに

今回は京都のあじさい名所を中心にご紹介しました。
まだまだご紹介スポットがたくさんあるので、来年以降も記事を追加予定です♪
最新の更新情報は、SNS(Instagram/X)やブログ内でお知らせしていきますのでお楽しみに!