入学祝いのお返しは必要ならいつするの?相場はどれくらい?
子供が入学祝いをもらったら当然お礼としてお返しをしなくてはと思ってしまいますね。けれども入学祝いの場合は普通の結婚祝いや出産祝いなどとは意味が違うようなのです。
では、入学祝いのお返しは必要なんでしょうか?またするとしたら相場はどのくらいでいつすべきなのでしょうか?
入学祝いのお返しは必要?不要?
入学祝いのお返しは原則として不要です。
なぜ不要かというと、入学祝いとはそもそも子供がもらうものだからです。子供はお返しする能力がないわけですし、親族の間でのお祝いなので金額にかかわらず基本的には必要ないのです。
また、くれた相手に子供がいればその子供にもこちらから入学祝や就職祝いなどする機会があるので、お互い様という意味もあります。なので子供がいない親族からもらった場合はお返しをした方がいいと思います。
但し、受け取った当日または数日以内には、電話や手紙で子供から直接お礼を伝えさせるべきです。もちろん親もその後でお礼を伝えましょう。
入学祝いのお返しはいつまでにするべき?
では入学祝いをお返しした方がいい場合についてです。
例えば上記にあるように身内でも子供がいない場合や地域の習慣でいただいた場合、またご近所や友人などから頂いた場合はお返しを考えなければなりません。
その場合は1週間から1ヶ月までにお返しをしましょう。
入学祝いのお返しの相場とは?
遠い親戚や知人、ご近所の場合はいただいたお祝いの3分の1から半分くらいの予算が一般的です。例えば
・ 洗剤やタオルなどといった日常の消耗品
・ コーヒーやお菓子
・ お子さんがいればそのお子さん向けのもの
また親しい身内であっても、例えばおじいちゃんおばあちゃんから勉強机やランドセルなどの高価な物をもらった場合にお返ししたい時であれば以下のものなど良いかもしれません。
・ カタログギフト
・ コーヒーやお菓子
・ 金券・ギフト券
・ レジャーや会食など子どもと一緒に楽しめるもの
いずれにしても入学祝いのお返しは親からではなく子供からということになりますから、子ども自身からのお礼や手紙、またランドセルや机などを使用している写真などを一緒に贈ると喜ばれます。
そして、のし書きは上段には「内祝」下段には「子供の名前」とします。
まとめ
入学祝いはお返しが必要のないたぐいのお祝いです。ただ、マナー的にはそうであってもやはり相手によっては必要な場合があるということです。
けれどもとにかく大事なのは子供に直接お礼を言わせることです。電話で話せないなら手紙でいいので子供に書かせるようにましょう。