脇汗染みの黄ばみの取り方は漂白するしかない?
温かい季節になると、汗かきや多汗症の人はワイシャツやTシャツなどの脇の黄ばみが気になるのではないでしょうか。
仕事でワイシャツを着る人は毎日のことですし、夏になると白いTシャツを着る機会も増えるので黄ばみが目立ってしまいますね。
毎日洗濯が出来る環境にある人はいいのですが、一人暮らしやそうでなくても1日以上置いてから洗うことになる人も少なくはないかと思います。そうなると汗が着いたまま放置になりますから通常の洗濯では落ちない状態になることが考えられますね。
というわけで脇の汗染みの取り方について説明したいと思います。
脇の汗染みの抜き方はどうすればいい?
汗染みの黄ばみや黒ずみはクリーニングに出すという手が一番楽ではありますが、洗濯の回数が増える暑い時期にしょっちゅうクリーニングに出すのは費用的にもかさばります。
ですから出来るだけ自宅で選択して落としたいものです。そこでまず試したいのが重曹です。重曹はマイルドな研磨作用がるので優しく効果的に洗浄しすることができます。やり方はペースト状にしてこすり洗いをするか重曹液を作ってその中に浸けこみ洗いをすると効果があります。
弱アルカリの重曹で脂肪酸が中和され汚れが落ちますし、また悪臭も抑えることが出来ます。さらには微生物の繁殖を抑える効果で、汗臭さを感じない防臭効果も期待できます。
汗染みの黄ばみが落ちない時は漂白しかない?
確かに漂白すると黄ばみは落ちますが繊維を傷めてしまうので衣服がいずれパリパリになってしまいます。けれども日にちもたって落ちない汗染みの黄ばみや黒ずみはもう最終手段の漂白しかありません。
ただし、漂白剤もどれでもいいわけではありませんし、効果的な方法がありますのでご紹介しておきますね。
- ワイドハイター
- カラーブライト
などの塩素系じゃなくて酸素系漂白剤を使用します。
これには液体と粉末がありますが粉末タイプがおすすめです。
脇の汗染みを抜く洗濯方法とは?
そして以下のように洗濯します。
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1.バケツまたはたらいに50度くらいの熱いお湯を入れます。
2.粉末の酸素系漂白剤をおおさじ3~4杯入れてよく溶かします。
3.Tシャツなど汗染みの着いた洗濯物を入れて1~2時間漬けておきます。
4.その後はよくすすいで脱水しすぐに干します。
<注意点>
塩素系漂白剤は白いものならいいのですが繰り返すと生地を傷めるので出来るだけ使わないほうがいいです。酸素系漂白剤は塩素系より弱いので熱いお湯を使って漂白効果を高めてやりましょう。
日常着る服なら家庭で洗濯するほうがいいですが、よそ行きの洋服や着物などは生地を傷めたり変に色落ちしては本末転倒ですからクリーニングに出してプロに任せましょう。
まとめ
暑ければ誰でも汗はかくのですが、多汗症やワキガの人にとっては1年のうちでかなり大変な時期だと思います。
洋服の汗染みを取ることも大事なのですが、まず汗染みが出来るだけ出来ないようにすることがもっと大事ですね。
例えば汗脇パット付きの下着を着るとか、可能なら着替えるとか、制汗スプレーを利用するなどするといいと思います。
また、汗をかく量にもよりますがあまりにも多いようなら多汗症の治療を受けることもひとつの対策です。自分自身のことも気になりますし、周りの人の反応も必要以上に気になってストレスを感じてしまうことのほうが大変だからです。
多汗症であるならば臭いも当然気になるわけですが、これは専用の石鹸やサプリがありますのでそれらを利用して暑い中でも出来るだけ爽やかに過ごせるよう心がけてみてください。