ベタベタ汗をサラサラ汗に改善できる!?汗でベタつく原因や臭いの解消法とは?
夏になると気になってくるのがベタベタ汗の不快感とその臭い。でも実は汗でベタベタするのには原因があるんです。そこでベタベタ汗の解消法とサラサラ汗に改善する方法をご紹介いたします。
ベタベタ汗をかいてしまう原因とは?
ベタベタ汗である「悪い汗」をかく原因は生活習慣によるもので以下のことが挙げられます。
・運動不足やエアコンの使用し過ぎで汗をかかないことによる汗腺の機能低下
それではなぜ汗腺の機能が低下するとベタベタして臭い汗をかいてしまうのでしょうか。
◆ベタベタの原因は塩分とミネラル?
汗腺は身体に必要な塩分とミネラルを血液に再吸収させる働きをしています。
しかしこの汗腺の機能が低下すると塩分やミネラルが再吸収されずに汗と一緒に出てしまいます。
そしてその汗に含まれている塩分やミネラルが蒸発しにくいため、ベタベタや臭いの原因になっているのです。
またミネラルは皮膚の表面をアルカリ性にしてしまうため雑菌が繁殖し、汗の臭いも強くなってしまうのです。
ベタベタ汗とサラサラ汗の違いとは?
悪い汗であるベタベタ汗が臭いもあって蒸発しにくいため不快感があるのとは逆に、良い汗であるサラサラ汗とはどんな汗なのでしょうか。
それはベタベタ汗の逆で塩分やミネラル分をあまり含まない蒸発しやすくサラサラした匂いのない綺麗な汗です。つまり「汗=臭い」ということではないのです。
ということでサラサラ汗をかくために、今ベタベタ汗をかいている人は生活習慣を改善する必要があるのす。
サラサラ汗をかくように体質改善をしておかないと、身体に必要なミネラルが不足してしまい、熱中症や肌荒れ、むくみ、冷え性、貧血、生理痛、薄毛、骨粗鬆症になりやすくなってしまいます。
ではどのような改善方法があるのでしょうか。
ベタベタ汗の改善方法とは?
ベタベタ汗の改善方法とは汗腺を鍛え機能を正常に保つことです。
そのためには水分補給をたっぷりしながら身体をゆっくり温めて汗をかくトレーニングが必要です。
◆ウォーキング・ヨガなど
体温をゆっくり上げるのが目的ですから激しい運動は良くありません。ですからウォーキングにしてもヨガにしても短時間で良いのでじんわりと汗をかく程度を継続して行いましょう。
行う際には水分・塩分補給は必ず行ってください。またウォーキングは熱中症に気を付けて涼しい時間帯に行いましょう。
◆岩盤浴
そしてじわじわ汗をかける岩盤浴もおすすめです。近くに岩盤浴の施設があれば通ってみるといいでしょう。
◆半身浴
自宅で出来るトレーニングとして半身浴があります。ぬるめの湯(38~40℃くらい)に約20分浸かります。その際、たくさん汗をかいて気持ちいいくらいが目安になります。
半身浴を行う場合は食事の前後は避けるようにして、水分補給をしながら行いましょう。
◆エアコンで身体を冷やさない
身体が冷えてしまうと汗腺の機能が低下してしまいます。職場などでエアコンがガンガン効いている場合には着るものなどでできるだけ冷えないようにしましょう。
お風呂あがりも暑いからといっていきなりエアコンで冷やすと汗を抑えてしまうので、自然に汗が蒸発するのを待ってから衣類を着るようにしましょう。
◆生姜で身体を温める
生姜湯(ジンジャードリンク)を飲むと生姜の身体を温める作用で汗をかきやすくなるのでおすすめです。
臭い対策とベタベタ解消法
トレーニングを行ってもいきなり体質改善してサラサラ汗をかけるわけではありませんので、汗をかいたらなるべく早くシャワーを浴びるとかお風呂に入って汗を流しましょう。
もしシャワーを浴びたり出来ない場合は濡れタオルを固く絞って拭き取ります。
また汗拭きシートなども市販されていますので携帯しておくといいでしょう。
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ベタベタ汗をそのままにしておくと雑菌が繁殖して臭いも強くなりますから、できるだけ早く匂いの原因を取り除くようにしましょう。
まとめ
スポーツをやっているなど場合は良い汗をかけているのですが、運動不足やエアコンで身体を冷やして汗をかかない生活をしている心当たりのある人は不快感や臭いも気になるでしょうが、それよりも重大な熱中症や病気、その他の身体のトラブルを防ぐために良い汗をかけるように体質改善を行うようにいたしましょう。